ホップ・ステップ・ジャンプとか、より高く飛ぶためには屈伸が必要とかよく言いますが、今年はそんな年だろう。
「飛躍に繋がる一年」
そんな気がしてならない、と言うか自分で進めた道だが。
即戦力が加わった。新たな営業先が見つかった。顧客とのラインが太くなった。協力業者との繋がりが深まった。まぁそんな年。
はっきり言って地方の僻地において戦略も何もあったもんじゃないって人もいるだろうけど、技術屋上がりの俺は工程管理や計画をいつだって大切にしている。
具体的に書けないのは辛い。書きたいことはたくさんある。言えないことの方が圧倒的に多い気もするが。
きっと来年はもっと高く飛べる、きっとではなく、間違いなくそんな年だ。
期待と希望しかないぜ。
とある会議にて。
親分様より、「先月含め今月も例年と比べて売上げ足りない!もう少し受注に励め!!」なんぞお叱りを受けたもんで、自分の売上を昨年・一昨年と比べてみましたわ。
・・・受注量変わらず、残期想定利益も変わらず、今後の受注を組込んでも例年と同額近い完工高が見込めそう。
んで事務員さんに確認しました。んで驚きの回答。
『土木部はそうなんですが、建築部と取締役の売上が例年比20%はダウンしてます。退職者も増えたから仕方ないんですが、このままの推移でいくと固定経費さえ捻出出来そうにないです。』
連日連夜親分様はやれ客先やれ同業者様と接待続きだったので、てっきり受注量を確保しての振る舞いかと思いきや、自分は仕事を取れないから他人に責任転嫁ってやつか!?
悪いけど、給料以上に工事をやってるし、仕事も取ってる。
それ以外にも諸事色々こなしてる。
上役を食わすために、馬車馬の様に働かそうって魂胆が最近は見え隠れしている。
悪いけど、緊張感も上昇志向のない経営者にいつまでもついていくほどお人良しなんかじゃないぜ?
雇用主も労働者も適度な緊張感を持たないと、会社なんて永続的に続くわけじゃないからな。
この一件で、残り少ないこの稼業について、もう少し考えるきっかけにはなったわ。
繰越し工事なんかも終わって、さて新規工事に・・・と思えど仕事がない。
近隣の入札情報を隈なく見ても、物量がない。
大型の造成現場があるからまだ良いが、再来週にもなったら職人に余剰が出来る。
なんにせよ、現在打合せ中の大型造成現場が決まればまた慌ただしい日々がぶり返すのだが、今度は時期も時期なので予算が少ない。
悪循環だよな~。
元請様にそんなに利益残すの?ってくらい相見積もりの同業他社様がいるので、こちらも負けずに見積もりを出すと、値引きの悪循環・・・。
職員もいない、職人もいない、んでお役所様は来年度より週休二日制工事の完全実施だとか、もはや中小の建設会社は滅びるしかないのか。
そんな時代だからこそ、色んなソフトを導入したり、職員一人一台となるように杭ナビだって入れてる。
他社様からするとそんな設備投資に費用を割けないなんて言われますが、それでもまだまだ足りていない。
毎日積算・見積もりをさせて頂けているだけ幸せな状況なのかも知れないが、職員が欲しい。
職員がいたら取れる仕事も増えるんだけど、俺一人が焦っているこの状況が悪循環なのかもな。
まぁいつもの通り、気が付けば師走。
魔の9~12月を駆け巡ってるトコではありますが、今年の12月はどうにもしんどい。
掛け持ちすぎと言えばそうなんだろうけど、それに加えて年内民間含め三件の検査準備は書類だけでもしんどい。。。
他の現場の段取りだったり、部下に任せている現場の確認だったり、その他見積り業務だとか年末の挨拶回りだとか。
若い時は上司を見て、「あのジジィ楽そうで良いな。俺もあんな風になりてーな。」なんて思っていましたが、最近そんな中間管理職の方にお会いしませんねぇ。
業者がお金を運んできて、羽振りの良い生活出来て羨ましいな、なんても思ってましたが、偉くなってもお歳暮のビールだとか、たまに頂く5,000円の商品券。
全然楽にもならねーし、羽振りの良い暮らしも出来てない。
んでも、それで良い。
それで良いのかも知れない。
ただ仕事だけは誠実にこなせているという自負もあるし、突然リストラが訪れても困るわけもない。
さて、今日も珈琲片手に打合せと書類、頑張らなきゃね。
働き方改革や、ハラスメント騒ぎで若い衆に仕事を振れないってのは、俺たち中間管理職の悲哀は続くばかりだぜ。
デモが粛清されないという自由 -- 言論の自由が確保されている事が素晴らしいと思うんだよね。
個人的には国葬に値する人なんだと思ってるけど、自民党のやり方が問題なだけなんだと思うな。
ていうか、どこぞの議員様が民主主義を破壊した人物云々言ってましたがね、それこそどこぞの独裁国家じゃそのデモさえ鎮圧されちまうぜ?
何が民主主義なのか議院内閣制なのか法治国家なのか、その辺の意味を自由に解釈するお偉い様が多すぎて我々民衆は振り回されてばかりだけど、胡散臭い政党や議員様に票を投じる民衆にも責任はあるんだぜ?
何かを変えたきゃ多数を取るしかない -- それが民主政治だろ?批判ばっかじゃ多数はおろか少数だって取れっこない、第一この国は他の政党が政権を取ったことにより不遇の数年を経験したのだから。
遠い異国の地で、何の意義も見いだせず徴兵されている人たちに比べたら、言論の自由が保障されている俺たち日本人は本当に幸せなんだ。
批判と否定も言論の自由かも知れないが、建設的ではない反対理由は一般素人の俺が耳にしても呆れるだけだぜ。